私がフルマラソンにハマってしまった理由

2017/09/06 更新

 

私がフルマラソンにハマったシンプルな理由

 

いきなりですが、私がフルマラソンにハマった理由、

それは、初フルマラソンでリタイアしたからです。

 

 

もともと、マラソンなんて大嫌いでした。

スポーツは全般好きでしたが、ただダラダラ走るだけの長距離走というものを、私はスポーツとして認めることができませんでした。

「ただの苦行でしょ?」と、とらえていました。

小学校、中学校の時は、仮病を使ってマラソンをサボる始末…

 

社会人になってからも、マラソンには全く興味がありませんでした。

マラソン番組が始まると、チャンネルを変えます。

 

そんな私も、30歳を超えたあたりから体のたるみが気になり出します…

 

タバコをやめて7kg太った…

タバコをやめて8年たち、それほど食事量は変わらなかったのですが、体重はみるみる増加。

「少し太ったかな」と感じていたころ、ふと、夜、ホテルのガラスに映りこんだった自分の背中を見て愕然としました。

 

 

「なんだこのお腹…」

20代前半は、何時に、どんなものを、好きなだけ食べても、体重が増えることはなかったのに。

まして、お腹がポッコリ出るなんて考えたこともありませんでした…

 

フルマラソン参加に必要なのは1点だけ「ノリの良さ」

きっかけはささいなものです。「痩せるには効果的かな」と思ったのがきっかけでした。

 

そして33歳のころ、マラソンを始めることになります。

 

会社の同僚二人が、地方のフルマラソンに参加する相談をしていました。

たまたま私にも「参加してみないか」と声がかかります。

 

繰り返しになりますが、小さい頃からマラソンほど嫌いなスポーツはありませんでした。

なので、「ただ走るだけ」には抵抗があったのかもしれません。

「やったことないし、ちょっと出てみようかな」という軽いノリで、フルマラソンに参加することになりました。

 

全く先を考えずの参加表明。

フルマラソンに初めて参加するときは、こんな軽いノリが一番です。

 

いつも走ったことがなくて走り始める人に大切なのは、この最初に動き出す決意だけです。

人間はできない理由を探し出す天才。頭の良い人ほど「仕事が忙しくて走る時間がない」「もう少し身体をつくってから…」とか考えて動き出せない。

物事を始める時は考えてはいけない。むしろバカになるべきでしょう。堀江貴文さんもそう言っています。

 

ノリの良さと形から入り、逃げ道をなくす

当時、2010年くらいはマラソンブームが来る直前でした。まだ今のように参加の応募が殺到して抽選になる前です。

参加申し込みも、当時は早い者勝ちです。

申し込み開始日の開始時間である20時にむけて数分前からスタンバイし、20時と同時に申し込みを行いました。

ネットが混雑して中々画面が変わらず焦りましたが、ブラウザの特性を理解してましたので、落ち着いて順番待ちした結果、無事参加資格を勝ち取ることができました。

フルマラソンに参加することが決まってまずやったことは、シューズ、ウェア、キャップ、グローブ等のマラソンに必要なグッズを全て買い揃えたことです。

マラソンの参加費用も7,000円支払っていますので、トータル30,000円の出費

新しいことを始める鉄板のルーティン。ノリと形から入り、もう逃げることを許さない

 

 

膝の痛みと戦う日々

まったく走る身体に順応できていない状態なので、予想通り身体はすぐ悲鳴をあげます。

最初は1km走るだけで息が上がり、走り続けることができませんでした。

しかも、少し走るだけで左膝に変な違和感が出てきます。無視して走り続けると、無視できないほどの痛みになってきます。

この時は、深く考えていませんでしたが、この膝の痛みは私がマラソンを続ける限りついて回る厄介なものでした。

 

初めて経験するランナーズハイ

それでも、徐々に走れる距離が伸びてきます。

伸びてくると、とたんにマラソンが楽しくなってきました。

10km走り続けても、まだ走られるという感覚に驚き、マラソンに夢中になりました。

どんなに仕事で遅く帰っても、深夜に走ったこともありました。

10km、15km走っても苦しくなく、むしろ楽しくなってくる感覚。いつまでも走れるような気分になっていました。

今思うと、あれがランナーズ・ハイといいわれるトランス状態だったんだと思います。

ただ、たまに襲われる左膝痛が消えることはありませんでした。

10kmを超えたあたりから鈍い痛みが走り、無視して走り続けると、走り続けられなくなくくらいの痛みが出ることがあります。

2回走って1回襲われるかどうかという頻度… 原因がわからず、「今日は痛くならなかった。」「今日はいつもより痛いなぁ。」という感じで、膝の痛みが来るかどうかの不安が頭から離れません。

気がつくと、長い距離を走ると膝痛で走れなくなってランニングが終わることが続いていました。

今考えると、とてもフルマラソンを走りきれる状態ではありませんでした。

心肺機能はある程度鍛えることができていても、脚が全然出来上がっていませんでした。

ランニングを初めてすぐトレーニング効果が出るのは心肺機能で、足の筋力は遅れて出来上がってくるようです。

当時は知るよしもなく、特に対策もとらないままマラソン本番をむかえることになりました…

 

初のフルマラソンでリタイア

マラソンの本番当日、案の定、15kmあたりから左膝が痛くて走り続けることができなくなりました。

そして、20km地点からは歩くこともできないほど膝に激痛が走り出します。明らかにおかしい…

このまま走り続けると歩けなくなるような不安に襲われ、歩いては止まってを繰り返していると、25kmの関門に間に合いませんでした。

 

その時の絶望感は今でも鮮明に覚えています。

 

関門に間に合わなかったランナー達は、強制的にバスに収容されます。

バスの中は通夜のような空気感で、すすり泣く人も何人かいます。

 

そのとき、自分がはっきりと負け犬であることを認識しました。

努力したつもりが、結果につなげられず、情けなくて泣けてきます。

就職試験に失敗したときも絶望感を味わいましたが、今回はまた一味違った劣等感を感じました。

 

私の倍くらいの年齢のおばあちゃんも完走していました。

明らかに、私はそのおばあちゃんより劣っていたということ。

 

もし、初マラソンをリタイアしなければ、マラソンに飽きて最初で最後のフルマラソンとなり、いい思い出で終わっていたでしょう。

 

このリタイアが、私を本格的なマラソンへ目覚めさせることになります。

 

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