【ブラック企業一斉退職編(2)】朝礼で怒り爆発!社長との戦いがはじまる

前回までのあらすじ

【ブラック企業退職編(1)】15年勤めた会社でクーデターが発生!社員が60名→10数名に?

 

 

朝礼で説明しない社長

前号でお伝えした、全社員が唖然とした全体朝礼の翌日、社長が医療グループの朝礼に参加するとのこと。

ようやく、社長本人の口から事態の説明がありそうです。

 

大体、これまでまったく説明がないというのもおかしなものです。

幹部にさえ、詳細な状況は知らされないまま。

会社の状況は社員の間で噂話として広まっているだけです。

 

もしかすると社長は、今までと同じように沈静化するだろうと思っていたのかもしれません。

 

ただ、既に私の耳にすら一斉退職の話が入ってくるくらい危機的状況。

会社が傾いていくさまを見届けるのは心苦しい。

今回の医療グループ朝礼は社長の発言に注目が集まります。

 

朝礼がはじまり、各メンバーからの報告が行われている間、参加した社長は押し黙ったままです。

そして全員の報告が終わり、社長の番になりました。

 

全員が固唾をのんで社長の発言に聞き入ります…

 

社長からは度肝を抜く発言がなされました。

 

 

社長私からは特にありません。皆さんこれからもよろしくお願いします。

 

 

 

一同「…」

 

 

え?

 

 

なんだそれ??

 

 

耳を疑いました。

 

 

我慢の限界!社長へ苦言

 

意味がまったくわからない。

説明をするために、わざわざ朝礼に参加したのではないのか。

平然と「説明することはありません。」と言えてしまうとは…

「これからもよろしくお願いします。」から全てをくみ取ってくれということか?

 

当然のごとく、凍りつく医療グループ。

 

私はモヤモヤする気持ちを通り過ぎて、段々腹が立ってきました。

 

社長は常日頃、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)をするように、社員へキツく言ってきました。

ホウレンソウに上下関係は関係ない、風通しをよくし、コミュニケーションが活発な組織でなければならない。」

と、声高らかにうたってきました。

にもかかわらず、これだけの事態になっていながら社員に対して全く説明をしない。

言っていることとやっていることが違うほど、説得力のないものはありません。

 

我慢できなくなった私は、ついに社長へ苦言を呈します。

 

私「社長はなにも説明していません。それでは伝わりません。

私「今の会社の状況をきちんと説明してください。みんな不安になっています。

 

 

再び凍りつく医療グループ…

 

 

私の言葉を聞いた社長の顔、なぜかニヤニヤしていました。

状況にそぐわない、気持ち悪い笑みを浮かべています。

別に面白いことは何も言っていない。

 

すると、次に発せられた社長の一言は、さらに度肝を抜くものでした。

 

 

社長「○○さん(私のこと)、先日100kmのウルトラマラソン完走したらしいね。すごいなぁ。おめでとう!」

 

 

 

 

…今日の私の耳はおかしくなったのでしょうか。

 

これほどまでに、頭を混乱させられたのは初めてかもしれません。

説明してください」という私の質問に対する回答が、「マラソン完走おめでとう」。

 

全く会話が成立していません。

 

私の聞き間違いではないのなら、社長の頭がおかしくなったのか。

 

 

私のイライラは完全に怒りへと変わってきていました。

社長はもしかして、私ら社員をバカにしているのでは?

 

私は極力怒りをおさえながら、シンプルに回答しました。

 

私「今、マラソンの話はしていません。会社の状況を説明してください。

 

 

今度こそ伝わったかな?

 

 

社長「会社の状況は改めて説明します。

 

 

お、よかった。やっと伝わった。

 

…? でも、結局説明なしかよ。

 

 

私「改めて、というのはいつですか?

 

社長「方向性がきちんと固まった段階で、社員のみなさんへお伝えします。

 

 

その言葉を最後に、社長は自室へ戻っていきました。

 

 

逃げる気だな?

 

私は直感的にそう感じました。

 

いつになく、イライラした気持ちがおさまりません。

 

どうにも納得できなくなった私は、直接社長に対して説明を要求しました。

 

 

意外にも、社長からの返事はOK

 

朝礼の2日後、社長とサシで話ができる機会ができました。

 

次号

【ブラック企業退職編(3)】社長とサシで話せたので、聞きたいことを聞いてみた へつづく

 

ブラック企業に負けるな! 理論武装して戦え!!