【ブラック企業一斉退職編(5)】社長へ「社員との座談会」を提案し、ドタキャンされブチギレ!!

前回までのあらすじ

【ブラック企業退職編(1)】15年勤めた会社でクーデターが発生!社員が60名→10数名に?

【ブラック企業退職編(2)】朝礼で怒り爆発!社長との戦いがはじまる

【ブラック企業退職編(3)】社長とサシで話せたので、聞きたいことを聞いてみた

【ブラック企業退職編(4)】クーデターをおこした張本人の本部長とサシで話せた

 

 

社長へ座談会を提案

 

本部長と話をして、ますます不安はつのるばかり…

 

「これは本格的にマズイ…。うわさではなく本当にみんな退職してしまいそうだ。」

 

退職へのシナリオ通り、水面下で着々と準備は進んでいるようでした。

 

そこで、ふと思ったのですが、

「本当にみんな退職したがっているのだろうか?」

「みんな正しい情報を聞いた上での判断なのかな?」

素朴な疑問が湧いてきます。

 

私も最近になって、自分から情報を取りに行って、ようやく会社の状況がわかってきました。

日々、深夜までプログラム開発やシステムの導入作業で日本中を飛び回っている企業戦士たちが、この沈みそうな会社の状況を正しく理解しているとは考えにくい。

 

本部長が私に対して言ったことはウソではなく本当だと思いますが、どうしてもポジショントークの部分もあると感じたからです。

 

私と同じ大多数の平社員に対しては、社長からはもちろん、本部長からも正しい情報を与えられてないのではないかと思いました。

 

 

そこで、私は社長へ「座談会」の開催を提案をします。

 

特に深い意味はありません。「社長と社員」での単なる話し合い。

座談会なので、ざっくばらんに話をするだけ。

今の会社の状況と、これからどうなるのか、について正確に話し合える場にしたかっただけです。

 

もちろん、社員が寄ってたかって社長を吊るし上げる場にするつもりもありません。

 

 

私は朝礼で、社長へ「社員と座談会を開いてください。」と提案しました。

 

社長は特に嫌がる様子もなく「いいですよ。」と即答。

 

一週間後に、座談会が開催されることになりましたので、その旨、社員へメールで案内をかけました。

「希望される方は一緒に座談会へ出席してください。そこで社長へ聞きたいことを何でも聞いてください。」

 

すると数名の方からレスをいただきました。

 

「是非、参加させてほしい!」とのことです。

 

それと、やっぱりですが、パッケージ開発グループのほとんどの社員は会社の現状を聞かされていませんでした。

 

本部長の豪腕で、半ば強引に一斉退職を引き合いに出している感も否めないようでした。

 

なので、普段、なかなか話しにくい社長に対して、こういったダイレクトに話せる機会はまたとないチャンスとのこと。

 

仕事でどうしても出られない人もいましたが、それでも総勢20名くらい、座談会へ参加することになりました。

 

 

でた!社長の得意技「ちゃぶ台返し」座談会をキャンセル!!

 

朝一番で社長が私のところへやってきました。

二人で会議室に入ります。

 

冒頭、社長から「座談会に参加する人は誰か」聞いてきます。

自由参加なので誰が来るかわからない」と伝えたところ、

 

社長「それは困った。全員参加すると言ったから出席するつもりだったのに、全員参加しないのであれば開催する意味がない。今日は中止しよう。」と言い出しました。

 

 

しまった… またこれだ…

 

この社長の返しは予想できていなければいけません。社長のこの切り返しは想定外ではなかったはず…

 

完全に私のミスでした。

 

なのに、その時は面食らってしまいました。

 

そんなクソくだらない後付の理由で簡単に中止するとかぬかしやがって…

コイツ(社長)、どこまでフヌケなんだ…

 

私の頭の中は怒りの感情がどんどん支配してきました。

血圧が上がり、脈を打つ速度が急激に速くなっていくのがはっきり認識できます。

 

 

私「全員参加などと言った覚えはありません。それに参加希望者だけでは何故話ができないのですか?」

社長「私は忙しいし、全員参加じゃない座談会に出席するのは難しい。」

 

私「そういうつもりですか、結局初めから話すつもりなんかなかったってことですね。」

社長「話す意志はある。全員参加じゃないからだ。」

 

私「だからなんで全員参加にこだわるんですか!話したいと言っている社員と話すことができない社長っていったい何なんですか!!」

 

社長「……」

 

 

 

私が甘かったんです。

 

社長はもともと、ブレていませんでした。

 

究極のグレーゾーン人間

 

決して頭がいいとは言えませんが、その場その場を小学生のような言い訳をして切り抜けようとする。

他人の評価など完全無視

ある意味最強かもしれません。

 

 

怒りが沸点を超え、何かが切れました

 

私は会議室のドアを「バン!!」叩き開け、社長に向かって「出て行ってください!」と叫びました。

 

 

社長はまるでロボットのように、私と目も合わせず部屋から出て行きました。

 

 

 

 

そして昼過ぎ、社長室に呼ばれました。

朝の打合せで、ドアを叩き開けたことが気に入らなかったようです。

 

社長は何回も「あの態度はなんだ!あれば異常だ!」と言ってきました。

 

「座談会をドタキャンしたことは悪かったと思うが、あのドアを叩き開ける行為はない。」ばかり、しきりに繰り返してきます。

 

「ドアが壊れたらどうする!」という、つまらない指摘も…

 

 

また、だんだんイライラしてきた…

 

テメーがくだらん理由でキャンセルしたのが原因だろうが…

 

 

4回目に社長が「それにしても、あれば異常な行動だよ。」と言った時、

 

「私に謝らせたいんですか? 謝るわけないでしょう! 社長はもっとひどいことをしている。」

 

と吐き捨てて、社長室を出ました。

 

 

「クソ… 許さんぞ社長。これで済んだと思うなよ… 」

 

私は怒りが収まらず、次の作戦を考えていました。

 

ダメですね。怒りで我を忘れて叫んでしまうとは、どこかの議員さんと一緒ですね。

 

私もまだまだです…

 

さて、どうしたものか……

 

 

このままでは、ほとんど何も知らされないまま会社が沈んでいってしまう…

 

 

次号

【ブラック企業退職編(6)】グループメンバーで出した4つの方向性  へつづく