100床の精神科専門病院に勤める医事課長さんは未来を真剣に考えられていた

今日のプレゼンは大変勉強になった

今日は100床強のベッドを有する精神科病院様より、プレゼンの機会をいただきました。
先方の課長さんは精神科医療の将来について真剣に考えられていました。
未来は大きく動いており、5年後を予測することもかなり難しくなってきています。
そんな中でも未来予想し、よりよく変わっていくためには国の施策を把握した上で先回りする必要があります。
業界の未来を考え、どうしたらよいのかを常に考え続けることは、電子カルテの選定よりもずっと大切なことです。

プレゼン前の雑談にて

精神科病院の目指す道を考える必要がある
2017年1月13日 厚生労働省デジタルヘルスより
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/011305792/?ST=health
健康・医療・介護分野のICT利活用の具体的施策を検討
データ利活用による診療計画デザインが今後更に重要性を増す
・匿名データであれば自由にビッグデータを利用可能

急性期対応により長期療養のベッドが空床化
高齢者の認知症病床のみをやってきているところは今後難しい。。

(他病院様事例)
アルコール依存症の患者へ特化し、診療圏を拡大
往診対応を強化し見込み患者を獲得 「※ただ、病院の本音としてはデイサービスに来てほしいんだけどね…」

プレゼン開始 「医療業界動向」

精神科は生涯カルテ。使い続けられるシステム&ベンダー選定が重要

そのため、シェアNo.1の導入実績を誇るベンダーをご紹介
実績No.1であれば、他病院の豊富な導入事例を情報提供することもできる

クライアントライセンスフリーによる柔軟な運用が可能(クライアント200台の実績あり)

医療の見える化…PECOシステム 病院の今の治療状態をデータで示す。
データバックアップ…NTTと提携 診療情報のクラウドバックアップを実現。
地域ごとにユーザー会を実現 (今後は理事長会も実施してほしいとの要望あり。)

地域包括ケアに向けて、精神科の記録を供給しなければならない→地域包括ケア支援システム
精神科も今後は機能分化を要求される。

安倍首相「society5.0」→ビッグデータ AI 予防健康管理を目指している。
16.11.25 官民データの利活用 法案が通っている。

MENNTAT IBM 自殺予兆、暴力予兆をあぶり出す実証実験開始。診療に活かしていく。
K-STEP 川崎市 就職支援、定着支援 川崎市をあげたブランディングプロジェクト開始。
「1日○時間までなら働ける」といった情報を企業へ共有できる。
※電子カルテだけではなく、周辺へとデータ活用は広がっている。

システムデモンストレーション

基本機能の説明
入院、外来の色分け表示、オーダのタブ展開、処方チェック拡張可能(病名禁忌OK)、次回予約。
文書作成時に救急時に必要になる(エビデンスとなる)文章は自動入力可能。
→EXCEL文書へインテークの情報が自動入力可能。病院用EXCELテンプレートの利用可能。

統計機能の説明
統計はリアルタイムでみたい。データは生物。今すぐ確認したい。作成の手間をなくしたい。」
→病院へ来たきっかけ(WEBか、紹介か等)を電カルへ入力すれば統計情報として反映。

iPhone版訪問看護機能
今日訪問予定の患者一覧、自宅地図、過去の訪問看護記録等を参照できる

<システム改善に向けた今後の課題>
顧客満足度の向上
3年かけて内部構造を見直す →内部構造を見直せばシステムの処理速度も速くなる。
システムのAPI化 一つの電子カルテメーカーが全て作成していかなければならない状況を打破。
API化による仕様も公開で自由にアプリを作成して公開できるようにしていく。

クラウド化の波が来る ビッグデータがほしいため ビッグデータの対応ができるメーカーがない。
国の将来に対してきちんとシステムベンダーとして情報提供できるかどうかが重要である。
→メーカーとしての姿勢が問われる。

なぜ、電子カルテシステムを導入するのか どのように導入すればよいか

急性期対応に伴う記録の共有、効率化。
電子カルテ導入による効率化を数値化するのは難しい
職員の役割が変わる。
ある病院殿のブログでは「診療の回転数が劇的にあがった。」と評価を頂く。
ドクター採用においても電子カルテは効果的。

紙台帳でパスを作成しようとしても無理がある →システムがあれば楽になる。標準化される。属人化を避けられる。
退院前報告ができるようになり、それにより病院の収益が変わる。職員のモチベーションアップになる。
ここまでデータの利活用ができるメーカーは中々ない。
業務改善、経営支援 急性期の日数の管理ができる。
シミュレーションまでやりたいがまだできない…

朝のカンファレンスをかなり長時間実施している。

 

インテーク情報を共有化したい。

(インテークとは:心理学や精神医学、介護福祉の分野において、医師やカウンセラーあるいはセラピストが、依頼者やその家族が抱える問題の解決のために行う最初の面接・問診のこと。)

今後の予定 その他情報

8月に勉強会を実施して頂く 全職員参加(自主参加20名) 夜勤明けの人もいるので、日を開けて開催したほうが参加率は高い。

現行院内システムを利用しているので、キーボードアレルギーの人はいない。

看護診断システムについて →NANDA精神科に合わない。
現在、標準看護計画を組み込んでいる 現在は自分たちで作成している→組み込むことも可能

看護記録との連動記録について
問題点に対する定期評価といった形で登録できる機能がある。看護計画と定期評価が取り込まれてくる。
今回の病院様はSOAP形式を利用している。
ピンの向きで未読、既読を表現 →未読一覧を確認することができる。
報告内容をポップアップする機能もあるが、結局ドクターが消してしまうのであえて出していない。チェックの促しは人の手でやらなければならない。
チェック機能を謳うメーカーがあるが、実際チェックは飛ばしてしまうのでシステムによる管理は難しい。

現行院内システムでは勤務管理議事録管理をやっている。
勤務管理は専用システムが必要。議事録はPDFにして電子カルテへ差し込んでおくことができる。タイトルと中身検索ができる。

現在の運用は急性期病棟の日数管理を現在はCSV出力している
病棟管理のシミュレーションはできない。ベットレベルでみたい。
→マルチウインドウでカレンダーと病床を表示させて確認。
→空床照会ボタンを押せば、退院時間も確認できる
→入院予約を画面で確認したいがみえない。入院の仮支持を出しておけば画面で確認できる。

2017年7月に診療所電子カルテシステムをリリース。

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