3回目の病院長向け電子カルテシステムデモ実施!確かな手応えをつかんだ!!

いつも多忙な院長先生をつかまえ、ようやく詳細デモに持ち込むことができました。
いつも多忙なSEの日程も調整でき、いざ3回目の電子カルテ実機によるデモを実施!

看護部長、看護主任さんも参戦!

先生が到着される前に、看護師トップの方が電子カルテについて質問があるとのこと。
看護計画まわりの質問を細かくされていました。

電子カルテの看護計画にはNANDAの看護診断マスタを取り込むことができます。

NANDA看護診断…NANDA看護診断とは北米看護診断協会(North American Nursing Diagnosis Association)が提唱する看護診断のこと。
看護師毎の診断の違いをなくし、同一の診断のもと解釈を標準化しようという考えで作られる。

ニックノック?についての話も出たのでメモメモ。

NIC(看護介入分類)・NOC(看護成果分類)
・NANDA看護診断 →看護問題を導き出すための診断基準
・NANDA看護診断をもとに、どのように看護介入すれば良いのか、どのようなケアを行うのかを分類するものとして、NOC(看護成果分類)とNIC(看護介入分類)

つまり、「NANDA看護診断」を使って看護診断し、NOCで看護結果を決定、NICで看護介入するというように、リンケージ(連動)しているため、「NANDA-NOC-NIC」というように看護診断の1つのプロセスとして定着しています。

…なるほど、「電子カルテでのリンケージが・・・」といった質問が多かったのはNANNDAからのNICNOCがどのように行われるのかを知りたかったのか。。さっぱり状況がわからなかった。勉強不足です。
残念ながら電子カルテになっても自動的に診断結果を元に、成果や介入をアドバイスしてくれるまでにはなっていませんでした。

病床機能報告ボタンが事務長から高評価!

電子カルテで看護必要度を入力したあと、病床機能報告用に集計を行う必要があるのですが、なんと病床機能報告ボタンが新バージョンでは実装されます。
これは事務長も喜ばれていました。
あまり喜んだところを見たことがなかったので、ここはポイントだろう。早速資料を探してメールで送っておこう。

あと、クリティカルパスを電子カルテ運用開始に合わせて実施していきたいとのこと。
電子カルテではプロセスパスという病態によって分析できる機能があります。
お、入院前の外来からクリティカルパスをセットすることはできないみたい。外来部分はセット登録を使う。
アウトカム(結果、成果)部分を利用していない病院様が多い。ここは独自に紙ベースで行ったり、別様式で行っているところが多いです。

事務長より、「保険証スキャンする仕組み」について質問がありました。
保険証スキャンは医事会計システムと連動して保険証をスキャンするとOCRで患者指名や保険情報などを高精度で取り込める仕組みです。
一昔前は精度が悪くて使い物になりませんでした。
今は読み取り制度95%以上!かなり実用的です。
しかも社保のような統一されたーフォーマットじゃなくて、国保のように様々な形のものを取り込めるようになりました。
それでお値段は20~30万円くらい。良き時代です。

また、事務長が気にされていたのはリハビリシステム部分。
今回、専用のリハビリシステムは提案していません。
セラピストと患者数を考慮すると、専用システムの導入はオーバースペックです。予算もかかりますし。
そこで電子カルテオプションで提供されている簡易型リハビリシステムを提案しています

「保険証ICカードになってそこにデータが全部入っていてどの医療機関でも取り込める。」ようになるのはもう少し先です。保険証スキャンも検討に値するシステムですね。

いよいよ第3回の院長デモ編へ

3回目の院長デモです。
メーカー営業の方にも来てもらって最初に挨拶してもらいました。メーカーと一体になって取り組んでいるところをアピール。

今回も、外来から入院まで、細かい操作を踏まえてじっくり2時間、確認して頂きました。
椅子に座らせてもらえばよかった… 明日痛い。。

院長先生から頂いた質問事項

・PACS(画像管理システム)と電子カルテを連動する際、URL連動だけではなく検査Noとヒモづけして、開いているカルテの患者の検査画像を表示してほしい。
→これはできません。あくまで患者IDによるURL連携で開いている患者さん単位でしか連携することは難しいです。
・患者掲示板に情報がある人は、カルテを開いたタイミングで画面いっぱい掲示板が表示される。これは患者さんに見られたくない情報も見えてしまう。
→これもできませんので、そういった情報は患者プロフファイルへ入力していただくように運用提案しました。
・入院診療計画書(自動作成可)の担当者欄は複数担当者になるケースがほとんどなので一括登録したい。
→これは可能でした。デモ機が古かったのでおみせ出来ませんでしたが、新バージョンでは一括登録が可能になっています。

電子カルテシステムは独自カスタマイズしてはいけない

いろいろ細かい質問を多くもらったけど、全体的に使いやすいイメージをもってもらうことができました。
競合ベンダーの電子カルテは使い勝手をよく見せるために、何かと「それ、作ります」を連呼しているようです。

足らない機能をツギハギで作り込むと、あとで間違いなく地獄を見ます。
一時的に使いやすくなっても、独自に作り込んだ部分を延々にメンテすることは事実上不可能です。
なぜなら、医療業界は制度改正が当たり前で、都度システムを更新しなければなりません。
システムを定期的にバージョンアップしようとすると、お客様独自仕様の仕組みがあると必ず足かせになります。費用も他のユーザー様と支えあうことができないので、超割高な費用を払わなければなりません。
お客さんにとって決してプラスにならない独自カスタマイズは、私は進めません。

そうなると、標準仕様の仕組みをいかにお客さんが使いやすくするか、運用提案がポイントになってきます。
お客さんにシステムを合わせるのではなく、システムにお客さんが合わせるためにどうしたら良いか。
そこが、我々医療ITベンダーがいかに通訳できるか、腕の見せどころです。

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です