こんにちは、MFT(@LW_MFT)です。
追記 2018-07-15
以前は自力でサイトのバックアップをとっていましたが、
プラグインを使ったほうが簡単で確実です。
このプラグインが一番良かったですね。
「UpdraftPlus Backup/Restore」
プラグインページで検索してみてください。
プラグインを知る前の、あくせくした様子は本編をどうぞ。
目次
全くできていなかったサイトのバックアップ
誕生日前日にまさかの悲劇。ブログ全部消し飛ばしました。半年間の努力が泡になった瞬間の絶望感は半端なかった。。。https://t.co/tJMEiqTinT
— 暇モアイ🗿 (@himamoai) 2017年8月21日
WordPressでサイト作成をコツコツやっていると、「もし、何かのトラブルで全部消えたら泣くな…」と思うこともしばしば。
暇モアイ(@himamoai)さんのブログを読んで、改めて危機感がつのりました…
これも何かの縁(?)。重い腰を上げてサイトのバックアップしてみることにしました。
Xserverが自動的にしてくれているバックアップしてくれているけど…
今回の実施したバックアップは、
・レンタルサーバー:「Xserver」
・サイト作成:「WordPress」
のパターンです。
暇モアイさんのブログでも紹介されていますが、
Xserverは大変親切にも自動的にサイトをバックアップしてくれています。
神サービスだと思いましたが、世の中そう甘くありません。
バックアップは無料で実施してくれますが、復旧するにはお金がかかります。
お金がかかると言っても1万円程度なので、サイトを失う損害を考えれば大した出費ではありません。
ただ、やっぱりなるべくお金はかけたくない。
そこで、Xserverに頼らず、自分でバックアップする方法を調べてやってみました。
必要な作業は
(1)FFFTPで必要なフォルダをダウンロード
(2)Wordpress管理画面からデータベースをエクスポート
この2点です。
(1)FFFTPで必要なフォルダをダウンロード
XserverでFTPアカウントを作成する
XserverでFTPツールを利用するためにはアカウントを作成する必要があります。
「サーバーパネル」→「FTPアカウント設定」で、FTPアカウントを作成します。
後ほど、このアカウント情報をFTPツールに登録します。
プラグインは無効化しておく
次に、Wordpressの管理画面からプラグインを全て無効化しておきます。
プラグインは無効化しておかないと、FTPツールでうまくダウンロードできません。
「プラグイン」→「インストール済みのプラグイン」から使用中のプラグインをすべて選択し、「停止」します。
利用しているプラグインにもよりますが、停止にかかる時間は数秒です。
定番のFTPツール『FFFTP』を利用する
続いて、FFFTPの設定を行います。
まだインストールしていない方はこちらからインストールしてください。
下の通りにFFFTPの「ホストの設定」を行います。
・「ホストの設定名」…なんでもOK
・ホスト名(アドレス)…接続するサイトのアドレス「例. lifework-mft.com」
・ユーザー名…Xserverで作成したFTPアカウント
・パスワード/パスフレーズ…Xserverで作成したパスワード
ホストの設定が完了したら、サイトへ接続します。
無事、接続されたらサイト上のデータが右側に表示されます。
ちなみに、左側に表示されているのが自分のローカルPC上にあるデータになります。
右側のサイト上から、バックアップしたいドメインのフォルダごとダウンロードすれば、それがバックアップになります。
ただ、全部ダウンロードするのは容量が大きくなるため、必要最小限のデータのみダウンロードします。
「public_html」を選択します。
次に、「wp-content」を選択すると、下のようなフォルダが表示されます。
このなかで、特に必要なフォルダは以下の3つです。
- plugins(プラグイン)
- themes(テーマ)
- uploads(画像など)
この3つのフォルダをダウンロードします。
これでサイト上にある重要なデータを自分のローカルPC上へコピーを取得できました。
(2)仕上げにWordpress管理画面からデータベースをエクスポート
ブログ記事、コメントのバックアップ
次に、記事やコメント関連のバックアップを行います。
これらはWordpress管理画面から簡単に出力することができます。
「Wordpress管理画面」→「ツール」→「エクスポートする内容を選択」→「全てのコンテンツ」を選択します。
「エクスポートファイルをダウンロード」ボタンを押します。
これだけです。簡単ですね!
まとめ
WordPressサイトのバックアップは、2つの手順で行います。
「FTPツール」で必要なファイルをダウンロード
「Wordpress管理画面」から記事をエクスポート
定期的にサイトから情報を取得し、別の場所へ複製を保管しておくようにしましょう。
注意点
FFFTPでプラグインのダウンロードにかなり時間がかかりました。
実質10分くらいかかってしまったようです。
一つ一つ丹念にファイルをダウンロードしているようで、意外と時間がかかります。
時間に余裕をもってバックアップした方がよいです。
また、事前に十分にテストしてくださいね。