【ブラック企業一斉退職編(3)】社長と1対1で話せたので、聞きたいことを聞いてみた

前回までのあらすじ

【ブラック企業退職編(1)】15年勤めた会社でクーデターが発生!社員が60名→10数名に?

【ブラック企業退職編(2)】朝礼で怒り爆発!社長との戦いがはじまる

 

 

社長とサシで話をする

社長から度肝を抜く対応をされた朝礼から2日後…

なんとか社長を捕まえて、話をすることができました。

 

医療グループのチーフから聞きましたが、社長が1対1でわざわざ話をしてくれることになったのは、朝礼で私がズケズケ言ったからのようです。

 

社員がみんな社長に愛想をつかす中、直接的な言葉が胸に響いたのでしょうか。

 

とにかく、こっちとしては会社の状況を早く説明してもらわないと不安でしょうがありません。

ホントはいちいち突かなくても社長から話してほしい。

 

そんなモヤモヤした気持ちを少しでも晴らしたかったので、今回社長がサシで会ってくれることを聞いた時、正直うれしかったのを覚えています。

 

 

ただ、朝礼から社長に合うまでの2日くらいで、クーデター話はどんどん具体的になっていきます

 

 

パッケージ開発グループは全員が退職することを社長へ報告し、新会社をつくることになったようです。

 

パッケージ開発グループのメンバーが会社に残るための条件を社長へ突きつけた上でのことですが…

 

 

 

社長とサシ会話(ノーカット)

 

日時:2014年6月13日(月)11:30~12:30

 

私「大人数での退職が現実味をおびています。

パッケージ開発グループが作ろうとしている新会社への業務移管についてどう対応されるつもりですか?」

 

社長「今は専門家と話をしており、最終決定は出ていない

突きつけられている要求の回答期限は6月20日だが、間に合いそうにない。

様々な要求を突きつけられており、脅迫めいている。」

 

 

私「パッケージ開発グループの本部長(以下、本部長)との間でどのような確執があったのでしょうか?」

 

社長「自分は小さいことが気になる性格なので、つい細かく指導してしまう。

親心があったのだが、伝わらなかった。細かいことを言われ続け、我慢できなくなったのではないか。

本当は第三者的な人物が社長の思いを伝えて欲しかった。

 

 

私「本部長とは話したのですか?」

 

社長「話せていない。ここまでこじれるとよけいに話せなくなった。」

 

 

私「 それでも話すべきではないですか? 話さないまま去られても平気なんですか?」

 

社長「今となっては話せなくなってしまった。情けなく思う。

自分としては土下座をしてでも戻ってきて欲しいと考えている。

ただ、そうなると自分は辞めなければならないだろう。

本部長のことは認めている。素晴らしい人だと思う。」

 

 

私「土下座はできるのに、代表取締役社長は譲れなかったのですか?」

 

社長「 ……。」

 

 

私「○○さん(大先輩社長)に社長を譲るつもりはなかったのですか?」

 

社長「○○さん(大先輩社長)には、自分と本部長の間に入ってもらい、調整役をお願いしていただけだった。

役割分担を表にして明確にしていた。にもかかわらず、○○さん(大先輩社長)はその役割を全て自分にやらせろと言ってきかなかった。

だから折り合いがつかなかった。

○○さん(大先輩社長)には中立の立場を保って欲しかったが、完全に社員寄りの人になってしまった。

代表取締役社長はあくまで自分が役割を全うしたいと考えている。そこの意識の違いが摩擦を生み、こういう結果になってしまった。」

 

 

私「 医療システムグループの今後についてどう思っているのですか?」

 

社長「医療システムは25年以上やってきて思い入れがある。

地域密着でやっている医療システムグループをなくしたくない。

今まで医療事業をやめようという意見があったが、やめさせなかった。

医療グループのメンバーとは、家族のような関係性があり温かい。

パッケージ開発グループとは距離を感じ、コミュニケーションがとりにくかった。

自分はそこからから逃げてしまった。

自分は忙しそうにされると遠慮する性格で、それが災いした。」

 

社長「 自分の役割は外の人間とコミュニケーションをとり、会社間取引をスムーズにすること。

その動きばかりで社内コミュニケーションをないがしろにしてしまった。

これからは社内の皆と一緒に行動を共にしていきたいと考えている。」

 

 

私「社内の皆と行動を共にすればコミュニケーションが取れると考えた根拠はなんですか?」

 

社長「……。」

 

私「社外の人とコミュニケーションを取りながらだと、社内の人間とコミュニケーションは取れないのですか?」

 

社長「……。」

 

 

私「医療グループは大きな仕入があり、キャッシュフローが悪いです。

「3年に1回は大きく業績が崩れる。医療グループだけだったら事業として成り立っていない。」と社長から何度も指摘を受けました。

それにも関わらず、医療の事業にしがみつくのは、単にドル箱のパッケージ事業がなくなって消去法で選んだだけではないのですか?」

 

社長「…いや、医療グループは数字の上でも貢献してくれている医療事業は大切にしていきたい。」

 

 

 

(……長い沈黙……)

 

 

 

私「来週月曜日、本部長とも話したいと思っています。」

 

社長「私も、是非本部長と話したい。何とか仲介してもらえないか。」

 

 

次号

クーデターをおこした張本人の本部長とサシで話せた へつづく

 

ブラック企業に負けるな! 理論武装して戦え!!