宗教や洗脳を否定する人が、実は一番宗教を信仰し洗脳されやすい

 

いきなりですが、

私は特定の宗教を信仰していません

 

引っ越しするときも、方角は一切気にしません。

六曜も意識したことがありませんし、

縁起もかつぎません。

 

小さい頃から、まったく信心深くありませんでした。

あまりに信仰心がないため、周りに引かれてしまうことがあります。

私は大人げないのだろうか、と不安になったこともありました。

 

ただ、それは宗教自体を否定するものではありません

 

人に危害を加える特定のカルト宗教のようなものはダメだと思いますが、

一般的な宗教は全く問題ないと考えています。

むしろ宗教は心のより所として、一定のコミュニティとして機能しているといえるでしょう。

 

幼かった自分の大きな後悔

私が高校生の時、友人が信仰していた宗教を激しくけなしてしまったことがあります。

わざわざ集まりに出かけて行き、代表のおばちゃんをこれ見よがしに罵倒したのです。

 

問題は、私がその宗教の内容もよくわからないまま批判していたことです。

 

私はそのことを、今でも激しく後悔しています

 

その宗教に関わるかどうか、というのは当人の判断にまかせるべきです。

友人がどの宗教を信仰するか、それは友人の自由です。

批判する余地はありません。

 

アドラー的にいうと、「友人の課題に踏み込むべきではなかった」ということです。

 

結局、私はどこかで聞きかじった情報をもとに、

友人が宗教やっているという事実だけで、その宗教を批判したのです。

 

これは、私自身、宗教は悪だという情報に洗脳されていたともとれます。

 

思い込みに毒されている

絶対に洗脳されないと言っている人に限って、

実は非常に洗脳されやすいというメカニズムがあります。

 

私の母は「絶対に洗脳されない、宗教団体なんかに入る人の気が知れない。」とよく言っています。

にもかかわらず、細木数子さんのことはめちゃくちゃ崇拝しています。

「大殺界だから仕事を辞めるべきではなかった。」

「子供が一人っ子だからこんなに悪いことが起こった。」

と言われたこともあります。

 

すごい決めつけですよね。

そこに合理的な理由はありません。

 

絶対に洗脳されないと言っていた母ですが、

キレイに洗脳されているようにみえます。

 

 

また、妻のおじいちゃんは、葬式の後にはお膳を振る舞わないと気がすみません。

後々スケジュールが詰まっている住職さんを無理やり引きとめてでも、お膳を食わせます。

どんなに疲れていても、お腹がすいていなくても、

他に用事があっても、法事ごとの後には、なにかしら食べさせようとします。

 

また、不思議なルールがいくつも存在します。

  • 何月何日に引っ越しをしないと悪いことが起こる
  • ただし、この日は何をやってもOKな日
  • 六曜は絶対に守らなければならない
  • あのとき、こうしたからこんなに悪いことが起こったんだ間違いない
  • ワシはあの時からこうなることを知っていた

 

最後の方は、実に強烈な後づけです。

ただ、後づけでいいなら誰でも預言者になれます。

 

 

なんか、自分を洗脳しているもう一人の自分の存在を感じます。

 

私の母も、妻のおじいちゃんも、「なぜそうするのか?」という目的を考えたことはありません。

 

なぜなら、明確にその理由を説明できないからです。

目的を見失った謎のルールだけが残っています。

 

 

こういう人たちは自分がすでに洗脳されているということに気がついていません

 

絶対にこうあるべきだと他人に詰め寄る、他人を批判する人は、

自分が洗脳されていないかどうか客観的に振り返ってみる必要があると思います。

 

私もふと振り返った時、「これは自分の思い込みだな」とか

「洗脳されてるな」「テレビの影響を受けているな」

と感じることが多々あります。

 

特に他人に批判的な感情を持った時は、きちんと自分で考えて判断しているのか

冷静に振り返ってみることを習慣にしたいと考えています。

 

洗脳されやすい人と、洗脳されにくい人の特徴

洗脳されやすい人の裏返しが、洗脳されにくい人になります。

洗脳されやすい人

  1. すぐ空気を読もうとする人
  2. 周りと意見が違ったら、自分の意見は言わない
  3. 自分が間違っていたと気づいても、間違いを認めない
  4. 悪かったと思っても謝れない

洗脳されにくい人

  1. 空気を読まなくても平気
  2. 周りと意見が違っても堂々と自分の意見が言える
  3. 自分が間違っていたと思ったら、素直に間違いを認める
  4. すぐに謝ることができる

 

1、2の項目はわかりやすいですね。

 

3、4の項目がなぜだめなのか、

 

一見、頑なに自分の意志を貫いている意志の強い人に見えますが、

こういった間違いを認めることができない、軌道修正できない人は

平気で現実を捻じ曲げてしまいます

 

今、目の前で起こっている現実を正しく理解しようとせず、

逆に自分の考え、思い込みに現実を合わさせようとします。

 

これはまさに洗脳の構図です。

 

本当にしっかりしている人、洗脳されにくい人は

「きちんと現実をとらえて変化できる人、起動修正できる人」

です。

 

私はまだまだ洗脳されやすい人間だと思います。

ただ、きちんと現実を受け入れて、

しっかりした自分の判断軸を持つことができるように

日頃から意識していきたいと考えています。

 

そして間違っていたことに気がついたら、

サンクコストは捨てて、すぐに軌道修正できる柔軟性を身につけたいと思います。

 

洗脳されにくい人は、頑固で意思が固い人ではなく、

柔軟性に富んだ、変化を恐れない人です。

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