復元したときに再インストールが必要なドライバ
Acronis Backupで復元を行った後、気をつけなければならないドライバ関連のインストール。
「デバイスマネージャ」で?がついているデバイスに関しては問答無用でデバイスドライバをインストールされると思います。
だた、やっかいなのは、デバイスマネージャの登録も問題なく、見た目も全く違和感なく使えてしまうドライバがあります。
それは「ディスプレイドライバ」です。
恐怖の画面黒抜け
原因を見つけるのにかなり時間がかかったのが、このディスプレイドライバ問題。
クライアントを何十台も作成しなければならないプロジェクトでは、マスターになる雛形PCを1台作成し、残りのクライアントは雛形PCのイメージバックアップを復元して利用します。
あるプロジェクトでお客様から「画面の一部が黒抜けして操作できない!何とかしてくれ!!」と言われたことがありました。
色々と調査しましたが、中々原因がわかりません。「コントロールパネル」の設定はかなり隅々まで確認しましたが、改善しませんでした。
根拠はなかったのですが、ふとディスプレイドライバをインストールしたところ、それ以降、画面の黒抜け問題が発生することはなくなりました。
ドライバインストールして解決したとすると、イメージバックアップからの復元が原因でドライバが正しくセットされていなかったと考えるのが妥当です。
この現象はデスクトップパソコンでのみ発生していましたが、ある意味ノートパソコンの場合は確実な不具合が出ます。
それは外部ディスプレイに投影できないという不具合です。
これはかなり辛いシーンに遭遇しましたので、痛みを伴う経験となりました。
というのも、100人近い人が集まった会議で、ノートパソコンの画面を表示できないという憂き目に合ってしまったのです。あれは恥ずかしかった。
結局デスクトップにつないでなんとか凌いだけど、よく黒抜けしなかったもんだ…
まとめ
・イメージバックアップから復元した場合は必ずディスプレイドライバを再インストールする
いまだに原因がよくわかりませんが、おまじないだと思ってやっておきましょう。
あ、ちなみにこの現象を確認したパソコンは富士通製のPCです。それ以外のメーカー製では現象を確認していませんので。